2019年”新な挑戦”を振り返って

松本市所下水道局が市内のところどころのマンホールに“松本山雅FCキャラクターのGANZクンをデザインしました

一つ目の挑戦

従来の業務を進めていく中で、必ずと言って良いくらい、「相続」に関係した話題が出てきます。不動産に関してのコンサルティングを手掛けていけば、ごく当然のことです。

かって、「国土交通大臣登録照明事業不動産コンサルティング技能登録」認定試験の範囲にも出てはいましたが、ここ5年前、今年、来年と関連法規、特に民法が大きく変わり、従前の知識では追いついて行けません。

そこで、一念発起「一般社団法人相続診断協会」が展開している「相続診断士」の認定試験に挑戦しました。 この団体の主旨は、相続税対策がメインではなく「相続時の争い・争族をなくして、笑顔相続を推進」するための道しるべ・案内人・コーディネーター的な業務がメインです。そのことによって、遺言関係等は弁護士、相続税等は税理士、不動産登記等は司法書士・・・・・それぞれの専門士にお願いし「えがお相続」を進めていくことです。

この試験は、テキストとDVDによる自宅研修を行い、地元パソコン教室等でのコンピューターによる試験で、終了と同時に試験結果が出ます。幸い何とかクリアーしました。認定手続きを行い晴れて、「相続あ診断士」の認定を得ることができました。

これで、様々な皆さんの「相続」に関しての相談に乗れるわけではありません。当面来年1月はベテラン講師による「相続相談の第一歩セミナー」、「相続コンサルティング受注セミナー」を受講し、事前レポートが合格すれば、公認不動産コンサルティングマスター「相続対策専門士」の3日間缶詰研修・試験に臨みます。不動産に係る「ONE STOP CONSULTANTO」を目指す我が事務所としてのメニューが1ページ加わりました。

このブログを読まれた方々はじめ、関心を持たれた皆さんに、

無料

(郵便切手負担ください)
「相続チェックシート」による30問の質問にお答え頂き、「相続診断結果シート」にて、相続対策の優先順位、緊急度を診断致します。当ホームページの「お問い合わせコーナー」よりお申し込みください。
◆皆さんのお知り合いの方々にも、ぜひお伝えください!!

こんなものも参考にして頂ければ・・・・と思います。

さて、二つ目の挑戦は、昨今話題になっております「空き家」問題です。

この写真は、もう10年以上も「空き家」になっており、日増しに朽ちていく状況を目のあたりにして来ました。
一度登記簿謄本記載の所有権者のご住所あてにお手紙を差し上げましたが、“宛ところには不在”と帰ってきてしまいました。県道・市道に接しており非常に危険な状態と思われます。

このような物件に対して、ようやく
平成二十六年法律第百二十七号
空家等対策の推進に関する特別措置法
(目的)
第一条 この法律は、適切な管理が行われていない空家等が防災、衛生、景観等の地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしていることに鑑み、地域住民の生命、身体又は財産を保護するとともに、その生活環境の保全を図り、あわせて空家等の活用を促進するため、空家等に関する施策に関し、国による基本指針の策定、市町村(特別区を含む。第十条第二項を除き、以下同じ。)による空家等対策計画の作成その他の空家等に関する施策を推進するために必要な事項を定めることにより、空家等に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって公共の福祉の増進と地域の振興に寄与することを目的とする。

法律が整備されました。
そして、我が松本市においても以下のような計画が今年発表されました。

松本市空家等対策計画を策定しました [松本市都市政策課]

 超少子高齢型人口減少社会を迎え、地域における家族構成や社会的ニーズの変化、既存の住宅や建築物の老朽化に伴い、全国的に空家等の数が年々増加しています。利活用されずに適切な管理が行われていない空家等が増加することは、安全性の低下、公衆衛生の悪化、景観阻害等の問題を生じさせ、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼすことが懸念されます。
 このような状況の中、「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき、市民の安全及び生活環境を保全するため「松本市空家等対策計画」を策定いたしました。松本市の基本的な取組姿勢や方針を市民に示すとともに、空家等対策を総合的かつ計画に推進していきます。

松本市空き家対策計画

松本市空き家対策概要版

こうした動きの中、全国的には民間の「空き家相談士」の活躍している姿を見て、触発されて、「空き家相談士」認定講座・認定試験に挑戦致しました。
テキストによる事前学習・丸々2日間の研修、最終時間帯に認定試験というハードな2日間でした。

松本市在住の「空き家相談士」は自分が2人目です。もっと多くの方々に関心を持って頂きたいと思っております。松本市が計画している「空き家相談会」等と協調しながら、一歩一歩ですが地域貢献して参りたいと考えております。

不動産コンサルティングマスターとして、様々な角度から様々な問題解決に力を注ぎたいと考えております。例えば、年間数回でも良いので「不動産なんでも無料相談会」の開催!など・・・・

前半の、「相続診断」だけでは無く、このホームページの「保有資格」欄から皆さんの思い当たることに関して、お気軽にご相談ください・・・!!9

・・・・人間の生活に「不動産」と関わらないことはあり得ません・・・・・

例えば、自分が30年近く行っている「宅地建物取引士」の業務や、「敷金診断士」では、今まで何十人何百人の方々からのアパートの敷金についての相談を受け、一昨年は富山県八尾までも行って相談に乗って来ました。

「ONE STOP CUNSAL」を目指して皆さんの、不動産に関する心配ごとの良き解決へのアドバイスに心掛けて参ります。

来年も皆さんにとって良い一年になります様・・・・
お幸せな新年をお迎えください!!

[喪中に付き新年のご挨拶をご遠慮させて頂きます]
2019年12月末日               横 山  伸